2010年6月22日火曜日

花菜さん 最後の別れ




先日18日 

浜名湖ボート転覆事故で亡くなった

西野花菜さんの告別式が 

本日 豊橋市の斎場で営まれた


お仕事もひと段落 ニュースを見ていたら
先日18日に浜名湖で起こった ボート転覆事故で亡くなった
西野花菜さんの告別式のニュースが記載されていた

以下産経ニュース

『花菜さんと最後の別れ 浜名湖ボート転覆』
2010.6.22 17:05

浜松市の浜名湖で愛知県豊橋市立章南中学の20人が乗ったボートが転覆した事故で、亡くなった西野花菜さん(12)の告別式が22日、豊橋市の斎場で営まれ、同級生や親族ら約330人が最後の別れを惜しんだ。

参列した市教育委員会関係者によると、父の友章さんは「心に傷を負った生徒がたくさん参列してくれ、花菜も喜んでいる」とあいさつ。「お母さんの入院の時も明るく助けてくれたね」と、娘に語り掛けるように在りし日をしのんだ。

花菜さんが習っていたバイオリンの先生や所属していた吹奏楽部の同級生らが演奏した後、参列者は花菜さんの好きなピンク色の風船を放って見送った。ピンクの布に包まれたひつぎには、同級生らがメッセージを添えたという。

全校集会で、浜名湖のボート転覆事故について説明し頭を下げる水野克昭校長
21日朝、愛知県豊橋市の市立章南中学校(Photo:産経ニュース)



『「死にたくないよ」生徒悲鳴、西野さん通夜に650人 浜名湖ボート転覆』
2010.6.22 10:53

浜松市の浜名湖で愛知県豊橋市立章南中学の1年生ら20人が乗ったカッターボートが転覆した事故で、同中学は21日、全校集会を開き、死亡した西野花菜さん(12)に黙とう。水野克昭校長は「花菜さんら1年生に深くおわびしなければなりません」と沈痛な表情で頭を下げた。

西野さんの通夜も営まれ、同級生ら約650人が参列。参列者によると、父友章さんが「今朝花菜ちゃんの顔を見ながら、たくさんの友達に見送ってもらうことが花菜ちゃんにとってうれしいことだと思った。笑顔で送ってください」とあいさつした。

校長によると、18日のボート転覆直後、湖に投げ出された20人のうち生徒約10人と教諭1人が一時、裏返しのボートの下に閉じ込められた。暗闇の中で首まで水に漬かり、生徒らは「死にたくないよ」と悲鳴を上げ、教諭は「しっかりつかまって」と指示したが、徐々に水位は上昇。自力で湖上に出たり救助されたりしたが、西野さんだけ取り残されたという。

一方、ボート訓練を実施した「静岡県立三ケ日青年の家」を管轄する県教育委員会は21日、施設の運営を当面見合わせると決めた。青年の家の指定管理者、小学館集英社プロダクションの八木正男社長は21日、県庁で川勝平太知事に謝罪した。

ボート転覆事故で死者を出したことについて謝罪する「三ケ日青年の家」の壇野清司所長(写真左)と小学館集英社プロダクションの八木正男社長
19日、アクトシティ浜松コングレスセンター(Photo:産経ニュース)


以上が産経ニュースですが
この「静岡県立三ケ日青年の家」は昨年まで県直営
今年4月から小学館集英社プロダクションが
指定管理者として運営を始めたばかりとの事
荒天時にボートを曳航(えいこう)したのは初めてだった


転覆の原因について 壇野所長は「直接の原因かどうかは判断できないが、早く岸へ船を戻したいという気持ちの働きでスピードが上がったかもしれない」と述べていた

天候が悪いことを認識していながら プログラムを実施したことについては「判断が間違い、尊い命を奪うことになってしまった。多くの子供たちが海の上で、怖い時間を過ごすことになってしまい、反省しおわびしたい」と謝罪した


この様に 事故が起きてから 反省されても当事者としては困る
当面は『静岡県立三ケ日青年の家』の運営中止と聞くが
今後このような事故が発生することのないよう
事故原因の迅速な究明を願いたい




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