2010年6月19日土曜日

浜名湖 女子中学生死亡事故 検証


昨日(6月18日) 静岡県浜名湖で 女子中学生が
意識不明で発見され 病院で亡くなられた

私が最初の記事を書いたときには
情報が少なかったが この時間になると
沢山の情報が集まってきた



まずはメディアのニュースを載せます

TBSニュース

18日午後、静岡県浜松市の浜名湖で、愛知県豊橋市の中学校の生徒と教諭あわせて20人が乗ったカッターボートが転覆し、女子生徒1人が死亡しました。

女子生徒1人が亡くなった今回の事故、18日の浜名湖周辺は雨風が強く荒れた状態でした。

18日午後3時半すぎ、静岡県浜松市の浜名湖で、「三ケ日青年の家」のカッターボートが転覆しました。ボートには宿泊訓練をしていた愛知県豊橋市の市立章南中学校の1年生の生徒18人と、教諭2人が乗っていました。

この事故で、生徒と教諭のあわせて19人が救助されましたが、転覆したボートの下から女子生徒1人が意識不明の状態で見つかり、死亡が確認されました。亡くなったのは西野花菜さんとみられ、警察で身元の確認を急いでいます。

「4艘のうち、1艘を救助の船が引っ張っていた」(目撃した人)
「牽引しているうちに、ひっくり返った」(目撃した人)

事故当時の様子について、男子生徒は「ボートの底に穴が開いていて、水が入ってきた。別の船でえい航中に、ひっくり返った」と話しました。女子中学生1人が亡くなった浜名湖での転覆事故の原因の究明が急がれます。(18日20:56)

産経ニュース
浜名湖ボート事故 指導員同乗せず「船酔いで漕げない」
2010.6.18 23:08
転覆したボートから救助された中学生=18日午後4時45分ごろ(提供写真)転覆したボートから救助された中学生=18日午後4時45分ごろ(提供写真)

浜名湖のボート転覆事故で、カッターボートの操船を指導した「三ケ日青年の家」を所管する静岡県教育委員会は18日夜、記者会見し、ボートの転覆がモーターボートの曳航(えいこう)中に起きたことを明らかにした。

また、死亡した女子中学生は愛知県豊橋市立章南中学校1年の西野花菜さん(12)と判明した。

県教委によると、訓練にはボート指導の専門家である青年の家職員4人と同校の教諭4人が2人ずつ4艇に分かれて乗船。転覆したボートに大人は教諭2人のみで職員はおらず、無線で指導を受けながら訓練していた。

ボートは午後2時ごろ、沖合に向けて出発。うち1艇のボートの教諭から別のボートの職員に無線で「ひどい船酔いでこれ以上漕げない」と連絡があった。

県教委の説明では、転覆したボートは漕げなくなっためモーターボートで曳航されている途中に転覆したという。

浜松市消防局によると、海中に投げ出された生徒のうち十数人は別のボートにまもなく救助されたが、数人の生徒は海中で転覆したボートにつかまり救助を待った。別のボートからは教師が海に飛び込み、生徒たちに「がんばれ」と励まし続けたという。

死亡した西野さんは、転覆したボートの下に潜り込んでしまい、救出に約2時間半かかった。また病院に搬送された生徒のうち7人が吐き気や悪寒、過呼吸の症状を訴えているという。


情報はまだまだ在るが 読んでいて気が付いた点
まず気象条件を甘く見たこと
この件については 「三ケ日青年の家」で指揮を任されている人が
一番良く知っていることだと思う

先ほどの記事にも書いたが この時期の豪雨の時 南風が吹くと
波が高くなると知っていたと思う
学校側でも 悪条件下での活動をなぜ中止しなかったのか?

呆れる事に 指導員(教諭)が船酔いで 同船出来ない状態
ボートには 穴が開いている


これだけ 悪条件が重なれば 事故が起きない方が不思議だ

この事故は天災ではなく 人災だとはっきり断言できる
原因究明が急がれるが 子供たちの『心のケア』も急がれる


亡くなられた 西野花菜さんのご冥福をお祈りします




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