昨夜 カラオケで負けた私たち
道後温泉にゆっくり浸かり
なにやらＢ子ちゃん 作戦を考えました
松山空港からタクシーで３０分強のところに位置する道後温泉
明日のクライアントさんは こちらまで出向いて頂きお話です
ホテルには１７時過ぎに着き 早速温泉三昧
Ｂ子ちゃんも久しぶりの温泉なので 喜んでいたわ
湯船の中で
｢昨夜は 負けましたが 今夜仕返しをしませんか｣
｢えっ 仕返し？｣
｢ええ だって悔しいでしょ いつも９０点以上の歌が７０点なんて｣
｢そうよね 壊れていたにしても 低すぎる点数よね｣
｢今夜は こちらから仕掛けるんですよ｣
｢どうするの？｣
｢まず ディナーのとき アルコールをちゃんぽんにするんですよ｣
｢まぁ 大丈夫かしら｣
｢Ｋさんは意外とちゃんぽんに弱いでしょ ほら 中華料理のときでも
ビールと日本酒 紹興酒だと結構 顔を赤くするでしょ｣
｢うん するする いいところ見ているわね ふふふ｣
｢Ｔ君は もうめちゃくちゃ呑むから どんどん呑ませればフラフラ｣
｢そうか 昨晩 私たちがビールを呑んで上手に歌えなかったのを
今夜は 食事のときから 仕込みをしておく訳ね｣
｢そうです それで歌わせれば 間違いなく点数は低くなるでしょ｣
｢いい考えね でも お食事終わったら ミーティングを兼ねた
ラウンジかバーでカクテルを呑もうかと思っていたの｣
｢いいじゃないですか 普段どおりで
ただ 遊びに行く可能性があるので 部屋にいてねって言っておけば｣
｢そうね そうしましょう ふふふ 楽しみだわ｣
｢カクテルタイムを早く切り上げて あいつらを部屋に釘付けにして
私たちは 先にカラオケルームで 練習ってどうですか｣
｢いいわよ もう昨夜はずるいもんね あんな缶ビールばかり呑ませて｣
｢そうですよ 今夜は 仕返ししましょうね｣
まあ お風呂の中で こんな作戦会議をしました
Ｂ子ちゃんも私も これから起きる出来事にワクワクドキドキでした
食事は申し込んだ通りの時間にレストランに行きました
Ｔ君とＫさん すでに出来上がっている様子
顔が少し赤くて いい気分みたい
Ｂ子ちゃんと目で合図をして 反撃の始まり
話上手なＢ子ちゃん 世間話を上手に男性軍に振り
アルコールをどんどん呑ませています
普段 ワインには拘るＫさん 今夜はめんどくさそうに
｢うん 好きなのを選んでくれればいいよ 文句は言いません はい｣
ふふふ Ｋさんもかなり効いているみたい
お食事は 無事（？）終了
お次はミーティングを兼ねた カクテルタイム
ここでもＢ子ちゃんが 男性軍の酒量をみながら注文
カクテルタイムは早めに切り上げ 私たちはそのままカラオケルーム
Ｋさん さすがに効いているのか 少し足元が千鳥足 ふふふ
３０分位練習するとＢ子ちゃんも私も９０点の歌が判ってきました
早速 ＫさんとＴ君をカラオケルームに呼ぶと Ｋさんもうお休み
Ｂ子ちゃん Ｔ君に言いました
｢お仕事よ Ｋさんを起こして 大至急カラオケルームまでね｣
来ました Ｋさん眠たそう ふふふ
しかし 昨日と同じ条件を伝えると しゃっきとしていました
でも 頭は回っていても 声が出ないのね
今夜はＢ子ちゃんも 昨日の負け分以上 取り返しました
勿論 私も負け分以上 取り返しましたよ
カラオケルームを出るとＫさんなにやらＴ君に小言を言ってました
女風呂の作戦 見事に大成功 ふふふ でした
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