2012年1月17日火曜日

由紀枝の一言 -29- < 東電が企業向け料金を17%値上げ >



東京電力(9501.T: 株価, ニュース, レポート)は17日、4月から
企業向けの電気料金を値上げすると発表した。平均の値上げ幅は
約17%で増収効果は年間で約4000億円。






 福島第1原子力発電所の事故に伴う原発の稼働停止により火力燃料費が
増大しており、収支構造の改善を図るのが狙い。西沢俊夫社長は記者会見で、
「現在の状況が継続すると経営がさらに悪化し、電気の安定供給に影響に
及ぼしかねない」と強調し、値上げに理解を求めた。

契約電力50キロワット以上の「自由化部門」が対象で、
大・中規模工場やオフィスビル、商業施設などが含まれる。
値上げは1980年以来。家庭向けなど小口の電気料金は国の認可が
必要になるが、同社は、経済産業省で行っている電気料金の見直し
議論の内容や3月に原子力損害賠償支援機構と共同で策定する
「総合特別事業計画」を踏まえて申請する意向だ。家庭向け電気料金の
値上げ幅については西沢社長は「今後詰めていく」と、明言しなかった。

企業向けの具体的な値上げ幅は、百貨店や大型ビルなどを対象とした
特別高圧業務用(2000キロワット以上)が標準で18.1%、
大規模工場など特別高圧産業用(同)が18.4%、中小規模の
スーパーや事務所などの高圧業務用(50キロワット─2000キロワット
未満)が13.4%、中規模工場などの高圧産業用は14.3%にそぞれ
設定した。値上げにより2012年度での赤字脱却について同社長は、
「今回の自由化だけで賄えるかと言えば厳しい」と述べた。

柏崎刈羽原発6号機が3月に定期検査に入り、同社の原発の全17基が
停止する。今回の値上げは2012年度に柏崎刈羽原発が稼働しないことが
前提だという。値上げのほか、国からの資本注入の受け入れの検討について
同社長は「3月の総合特別事業計画を策定するので、その中で検討する」と
述べた。


<コスト増は間違いないと財界首脳>

今回の値上げは、2012年度における燃料費増加分(基準は08年度)の
見込み額約6900億円から1900億円強を差し引いた分を顧客企業に
転嫁する。西沢社長は、値上げ方針を各企業に説明した際の反応について、
「当社の置かれている経営状況では、やむを得ないとか仕方ないという
理解はあるのではとみている」と語った。

一方、経済同友会の長谷川閑史代表幹事(武田薬品工業(4502.T: 株価,
ニュース, レポート)社長)は同日の定例会見で、今回の値上げについて
「個別企業によって影響は異なるが、おしなべてコスト増に直結するのは
間違いない。東電には合理化・効率化目標をどのように考えて
反映させているか、説明してもらいたい」と指摘した。
(ロイターニュース、浜田健太郎 清水律子 編集:宮崎大)

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以上 ロイター通信の記事だが 私は一民間企業が独占が故の我侭で
これ以上 やりたい放題を野放しにする政府に疑問を抱く

東電がどれだけ 固定資産の売却や人員の削減や合理化を進めたのか
全然見えてこない こんな会社は早く潰し 立て直さないと東電の
火の子を被り迷惑する企業が続出する
政府の進言が無いのをいい事に こちょこちょと何をしているか
全く分からない不透明な企業だ
企業単独で3万6千人の従業員をどのように削減するのか
私は以前にも書いたが 役員部署だけで30以上ある
この中に何人部長や専門部長や担当部長が居るか


野田よ 消費税UPなどとのんきな事を提案しないで 東電を早く潰せ
株式上場からはずし JALのように立て直さないと 日本全体が
今よりももっと酷い 歪んだ構図になってしまう






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