2011年11月9日水曜日

由紀枝の一言 - 23 - < 冬の節電について >



各電力会社が冬の節電に対しメディアを通じお願いを始めた

しかし 各メディアの報道が正確な数字か否か、、、
なぜこのような事を書くかというと
殆どが正確な報道がされていないからだ

由紀枝 血迷ったか、、、

私は前にも書いたが 夏より冬の方が電力を使う
夏は企業努力で何とか乗り切ったが 冬は危ない

それはエアコンの消費電力の数字マジックなのだ

夏の「冷房」に関して言えば 例えば仕様書に「600w/h」となっているとしよう
この「600w/h」とは1時間に約12円(月に250kw使用:1時間20円/1kw計算)だ
ところが この600wと言う数字は殆どが標準仕様(冷房風力3)で
5段階ある中間レベルで使用したときの数字とメディアは公表していない

では暖房はどうか、、、
暖房はヒーターを使うので標準仕様にしても1.4倍の数値である事も
メディアは公表していない
家庭のエアコン仕様書を良く見てもらいたい
冷房、、、w/h 暖房、、、w/hと書かれているはずだが
これはあくまで 標準(中間レベル使用)時の値と認識された方がいいだろう

なぜこのような事を書くかというと
この夏の事もあり 自分で使っているエアコンに対しメーカーに問い合わせをした
そうするとこのような(取り説では標準値を表記と)答えが返ってきたからだ

まずはメディアに振り回されることなく 節電を心がける事が一番
疑問な時はメディアに問い合わせをするのではなく
そのマシンの製造部門や開発部門の担当者にきちんと説明を受ける事が正しい情報を得る事になる

自分で納得する情報を早く入手した方がどれだけ安心するか
少しの時間で安心した生活が送れると思う



追伸とお詫び
この記事の中で 私の誤った説明がありました
冷房と暖房の仕組みを下記に記します

現在のエアコンは、夏は冷房、冬は暖房と当たり前ですが使われています。
冷房運転すると、室内機側より冷たい空気(冷風)が吹き出し、室外機側からは熱い空気(熱風)が
吹き出しているのにお気づきですか。これは熱を吸収する部分(蒸発器)を室内機側に、また熱を
出す放出する部分(凝縮器)を室外機側で熱交換を行っているからです。
A、冷房は室外機の圧縮機で圧縮すると、冷媒は高温蒸気になり凝縮器内をフアンで一定の温度に下げて
液冷媒で膨張弁で圧力が下げられ冷たくなり蒸発器で部屋の温度と熱交換を行って冷房になります
B、暖房は室外機の圧縮機で圧縮された冷媒を高温液冷媒として、蒸発器で部屋の温度と熱交換して部屋を
暖めるのようになっています
この冷凍サイクルを反転させて、室内機側に熱を放出する部分(凝縮器)、室外機側に熱を吸収する
部分(蒸発器)で熱交換を行えば、暖房運転になります。つまり冷媒ガスを圧縮機で圧縮してから凝縮
して、膨張弁(ルームエアコンの場合はキャピラリチューブ)で冷たくなり室内機の蒸発器で冷やして
フアンで冷風がでるのが冷房で、凝縮され熱くなった冷媒を、室内機の蒸発器で温かくしてフアンで
温風がでるのが暖房ということです。







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