今日のお題はこれ!
勿論 一つの傘に腕を組んで でしょ
私のお胸を相手の腕に押し付けて
私もドキドキした事があるわ
タイミングよく チューでーす ふふふ
「ふふふ ごちそうさまでした 美味しかったわ」
「よかった 喜んでもらえて」
自分の傘をささないで 彼の傘の中
適当なアルコールで 顔がほってて良い気持ちの由紀枝
「ねぇー 何処に行くの?」
「うん あそこのラウンジにでも行こうよ」
「わぁー 素敵ね ふふふ」
お堀の歩道には由紀枝と男だけが歩いていた
由紀枝は胸を相手の腕に押し付けると男はニコっと笑顔
そのまま柳の下で くちづけをした
長い時間が経ち 由紀枝が
「だめぇー ねぇー もう」
喘ぐ由紀枝に構わずくちづけを続ける男
周りの雨音が激しくなり男がタクシーを拾いホテルに行った
「わぁー 最高の眺めね」
「良かった 雨だからどうかとも思ったんだが うん」
「素敵よ こうやって皇居を見るのも」
窓際のテーブルから見える皇居は 雨の霞で幻想的だった
テーブルには二人の顔をはっきりと映しているランタンがあり
男は由紀枝の美しく綺麗な顔に見とれていた
カクテルを呑むほどに由紀枝の心は弾み
男も由紀枝を愛らしくなった
「ねえ 由紀枝 今夜だけど ここに泊まろうか?」
期待していた由紀枝は素直に頷き 頬をピンクに染めて
「うん」
男は今までの優しい顔付きから 狼の顔に変貌した
由紀枝は少し驚いたが ニコニコしながら話をして
「ねぇー 早くお部屋に行こうよ 時間が勿体無いよぉー」
二人はエレベーターの中でキスをし 部屋に入っていった
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