飛び入り参加した私たち3人に凄い拍手
私たちがテーブルに着くまで笑顔のYさん
3人が3人ともある部分緊張しました
来ましたぁー Yさんが私たちのテーブルに
3人は立ち上がって Yさんにお辞儀をすると
「いやー 由紀枝さん 凄く良かった」
この一言って R子さんやT子さんは どうなるのって思いましたよ
でも二人も負けないで 攻め続けていました
Yさんはみんなに平等に答えていましたが
なぜか私の質問の時には 笑顔が無かったように思い出します
蛇に睨まれた蛙
バンドの演奏がスタートしてバラードが流れました
「さあ 踊りましょう R子さんお願いします」
あれっ 私じゃない
終わると戻ってきて
「さあT子さん踊りましょうよ」
また 私じゃない
このとき思いました 私のことを焦らしているんだと
だから 2曲目が終わるときに私 わざとおトイレに行きました
3曲目のバラードが流れている時 席に戻るとYさん ニコニコして
「由紀枝さん 踊りましょう」
ようやく来たチャンス
暖かい手 優しい眼差し もうぼーっとしました
「由紀枝さん これが終わったら 呑みなおししましょう」
「はぁ はい どこで待っていればいいですか」
その時 突然 キスされました
周りで見ている人が居て 指笛や歓声が耳に入ると
もう恥ずかしくて その場を逃げ出しました
私は その日家に帰って 男のデリカシーを考えました
でも 仲間が居るところで さも自分の女のようにするYさんに
幻滅を感じ 総務部長に相談させてもらいました
結局 Yさんは出向で遠いところに行きました
総務部長と話した内容
「私 Yさんが私の傍にいるようなら 弁護士をつけて
会社を訴えます」って まだ覚えています
理不尽な行為をされ 黙っているのは可笑しい
お互いの気持ちも分からずにキスなんて 冗談じゃないわ
で 由紀枝の3回目のキスじゃん
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